新里明子 《Putting on Someone's Identity―nose》 フェイスピース

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新里明子 《Putting on Someone's Identity―nose》 フェイスピース

Photography: Runa Anzai
商品名: 新里明子 《Putting on Someone's Identity―nose》 フェイスピース
商品番号: 20060026
販売価格:

\65,000

消費税: \6,500 外税
規格: 7×3×3.5cm 真鍮(金メッキ加工)、レザー、鏡面シート 

商品詳細
他者との違いを恐れずに
今を生き抜くためのメッセージ

 コンテンポラリージュエリーの作家は常に、日常的な装着を視野に入れるか、それとも装着のしやすさ以上にステートメントを重視するかという二択に迫られている。ロンドンを拠点に活動する新里明子は、後者を選択してきた作家である。そして、日常性の放棄と引き換えに、メッセージの明晰性を獲得した。
 新里はロンドンのセントラル・セント・マーチンズ在学中だった2015年、《CLOWN》
=ピエロと題されたマスクでスワロフスキーのデザインコンペで優勝を果たした。本作を筆頭に、新里の作品は、頭部、しかも顔に装着するものがほとんどだ。新里は、卒業論文のためのリサーチの際に、容姿に対する満足度と、自信の高低との相関関係を知り、顔を改変するジュエリーを制作することを思い立ったという。
 化粧などで顔を変えることによる自己イメージの演出は、己と向き合いつつ素の自分を隠匿し、今以上の自分、ひいては自分以外の何者かへの変身を目指す試みである。それを可視化したのが《Putting onSomeone's Identity》である。鼻眼鏡に着想を得たこの作品は、第三者の目には、マスカレードマスクなどを思わせる目の覆いに映るが、その裏は鏡張りになっており、装着者は身に着けている間じゅう、自分と向き合い続けることになる。その在り方には、明確なメッセージがある。
 現代社会における作られたイメージの奔流。それに飲まれることなく、自らのアイデンティを掲げて生き抜くには、人との違いを恐れず勇気を出して獲得した自信こそが強力な武器になるということ。今をサバイブするための心得が、新里作品から発されている。
 (秋山真樹子/ライター・翻訳家)


1986年沖縄県生まれ。2015年セントラル・セント・マーチンズ(イギリス)卒業。同年スワロフスキー・デザイン・アワードでグランプリを受賞。帰国後、兄が運営するブランドでデザイナーを務める傍ら、沖縄写真デザイン工芸学校にて県内初のジュエリーデザインコースの創設に携わる。現在、イギリス在住。国内外で発表多数。




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