至水 差根付《蜘蛛ノ糸》

*
*
*
*
*
*
*
*
商品検索
最新号より
装うアート01-36
装うアート37-75
見たかった展覧会101-139
見たかった展覧会140-178
見たかった展覧会179-208
絶対銘柄の素描01-29
絶対銘柄の素描30-56
人気作品と連載の作品
HANGA 明日の星たち
ロングセラーのマルチプル
川口喜久雄のシルエット工場
久保裕子の石文鎮
復刻浮世絵
広重「魚づくし」 全20点
広重「花と雨の絵」 全22点
広重「雪の絵」 全20点
広重「月の絵」 全20点
話題の画集・作品集
坂口國男 油彩画作品集
HOME 最新号より一覧 装うアート37-75一覧 商品詳細
買物カゴを見る
至水 差根付《蜘蛛ノ糸》



差根付の下方に地獄の鬼、上方に釈迦の手、緒締はカンダタ


手の裏側には糸を吐く蜘蛛
商品名: 至水 差根付《蜘蛛ノ糸》
商品番号: 20060074
販売価格:

\270,000

消費税: \27,000 外税
規格: 4.9×4.5×2cm 鹿角、琥珀

商品詳細
(緒締《カンダタ》、巾着《見立て地獄の亡者図》付)
根付13×2.5×2cm/緒締2.3×1.2×1.2cm/巾着15×9cm

蝦夷鹿角、黒檀/925銀、青銅(制作:万征)/木綿刺し子墨染、古布、皮革、陶(制作:れんげ堂)


「根付」最新世代に、
いま再び"用"の波


 根付は、江戸時代に生まれた男性の装飾品である。煙管や巾着、印籠などの紐の先に付け、帯に括り付ける留め具が極小の細密彫刻へとシフトしてきた。
 江戸の男たちはそれを、縁起物のお守りや魔除けとして肌身につけた。同時にそれは、粋やこだわりをチラ見せするダンディなファッションアイテムとして自らを飾るものでもあり、不特定多数の人々とのコミュニケーションを誘発・活性化する装置ともなった。
 実は日本人が着物と帯を失った近代以降、根付は「身に着ける」から「眺める」装飾と化してきていた。だが今、根付界に急激な"実用に返れ"のニューウェーブが押し寄せつつある。
 根付には動物の牙・角・歯など、縄文時代の装身具や太占をルーツとし、生々しい野性の命の力を自らのものとする呪術性を宿す特異点と言える素材があるが、その伝統を継承
しつつ硬度を備えた鹿角を自家薬籠中とする作家に至水がいる。
 主に蝦夷鹿角を駆使し、不可視の闇から物の怪や妖怪を物語を付与し実体化する"悪魔の手"を持つと称される作家で、世界中に熱狂的なファンを持つ。"魔を以て魔を退ける"とは日本独特の考え方だが、生命の記憶の痕跡である角や牙を使う仕事は、装飾が寄り添ってきた"生と死の往還"を強烈に想起させる。
「今回、『蜘蛛の糸』をテーマにした根付に紐付けた緒締と提物を、万征、れんげ堂の2作家が制作し三つ揃えにする事で、根付自体に込めた物語性や世界観を補完拡張深化させています。洋装の『現代』にこそ、むしろ意匠を凝らした根付と提物で粋を競う歌舞伎者が増えればいいのに、と企みながら、格好良い道具としての根付を彫るのです(至水)」
(添田達人/美術ライター)


1970年生まれ。90年札幌歯科学院専門学校卒業。2010年より独学にて根付彫刻を制作。13年よりグループ展などに出品多数。16年京都清宗根付館ゴールデン根付アワーズ受賞。




この作品は美術誌「月刊美術」との連動企画です。作品の応募は2020年6月10日(水)を締め切りとしてご応募を受け付け、応募多数の場合は抽選いたします。
締切日を過ぎても作品についてのお問合せは承りますが、販売不可の場合や価格が変動することもあります。

注文数を入力し、「買い物カゴに入れる」をクリックして下さい。
注文数
このページの先頭へ
HOME 最新号より一覧 装うアート37-75一覧 商品詳細
買物カゴを見る